患者案内システム(電子カルテオプション)
PdMUX DesignMedical ITProduct Planning
概要
@株式会社DONUTS
医療機関向け電子カルテのオプションとして、無人チェックイン/患者タスク表示/呼び出しサイネージを備えた患者案内システムの 商品企画・UX設計・デザイン案作成 を担当しました。
PdM兼UX設計として構造設計を行い、ビジュアルデザインは社内デザイナーと協働しています。
課題
- 受付・案内業務の属人化: ベテランスタッフの経験に頼った複雑な案内フロー。
- 患者の待ち時間・不安感: 自分の順番や次に行うべきアクションが不透明。
- 現場の負荷: 忙しい現場では「説明が必要なUI」は導入の障壁となる。
さらに本プロダクトは、初の有料オプションかつ本体より高価格という条件があり、**「UXとデザインで価値を納得させる必要」**がありました。
UX・デザインで意識したこと
PdMとして業務フローを深く理解した上で、以下の3点を重視しました。
- 情報の整理: 患者・スタッフそれぞれの「今知りたい情報」を抽出し、優先順位を整理。
- 導線設計: 初めての来院でも操作に迷わせない、直感的なインターフェース。
- 一貫性のある体験: 端末・サイネージ・運用フローを含めた、プロダクト全体の体験設計。
デザインを単なる“装飾”ではなく、**「業務を支える構造」**として再構築しました。

アウトプット
- 無人チェックイン UI / UX
- 患者タスク表示・呼び出しサイネージ
- 顧客向け操作マニュアル
- 販売用 商品説明スライド

結果
社内では価格面での懸念もありましたが、UXのわかりやすさとデザイン性が高く評価され、着実な販売実績へとつながりました。
プロダクトの成果が評価され、社長賞を受賞。
(本賞は、半期に1度、10事業部・約1,000名の中から1名のみ選出されるもので、企画・UX・事業貢献を横断した取り組みが評価されました。)
「価格以上の納得感は、UXとデザインで作れる」
という確かな手応えを得たプロジェクトです。